UHKBというHHKBという正反対なのに同じ目標を持ったキーボードを触ってきましたよ #UHKB #HHKB
どっちも富士通というのは偶然ではないんだな。さすが日本最古のコンピューターメーカーだわ
代官山蔦屋(10周年らしいです)で行われた富士通のLIFEBOOK UH Keyboard(UHKB)クラウドファンディング達成記念対談イベント、現地で参加してきました。
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# 一文でまとめると
富士通が40周年を記念して、ノートPCの技術を活かしたLIFEBOOK UH Keyboard(UHKB)をクラウドファンディングで発表し、そのキーボードの特徴や開発背景、さらにはHHKBとの比較を行ったイベントに参加し、実際に製品を試した体験談を共有している。
# 要約
代官山蔦屋で開催された富士通のLIFEBOOK UH Keyboard(UHKB)クラウドファンディング達成記念対談イベントに参加し、UHKBの開発ス토リーや技術、そしてHHKBとの対比を詳しく説明している。UHKBはJIS配列、メンブレンキーボードであり、ノートPCサイズで、Bluetooth接続や静音設計、持ち運びが容易で、hidariuchi.comのバッグにも最適化されているという特徴がある。また、UHKBは富士通PC40周年の第1弾として発表され、富士通クライアントコンピューティングが制作している。イベントでは、UHKBの打鍵感やデザインの工夫、さまざまなスイッチの配置、そしてBluetoothでの自動入力モード切り替え機能などが紹介されている。
# 要点
- 富士通がLIFEBOOK UH Keyboard(UHKB)を40周年記念としてクラウドファンディングで発表。
- UHKBはJIS配列、メンブレンキーボード、ノートPCサイズ、Bluetooth接続、静音設計、持ち運びに適している。
- UHKBはhidariuchi.comのバッグにも最適化されており、特にhiiraku PCバッグminiと相性が良い。
- UHKBの開発は、キーボード入力のアンケート結果と富士通の聞き手がないという話から始まった。
- UHKBとHHKBは技術や設計で正反対のアプローチを取っているが、どちらもユーザーのニーズに応えることを目的としている。
- UHKBのクラファン申し込み期限は2021年12月24日までで、イベントの動画も公開されている。
代官山蔦屋(10周年らしいです)で行われた富士通のLIFEBOOK UH Keyboard(UHKB)クラウドファンディング達成記念対談イベント、現地で参加してきました。
いやあ、正直行くまではどういうイベントになるのか、ぜんぜんわからないイベントでしたけど、実にいいイベントでした。
イベントの様子は、当日の上のツイートから見てもらえればわかるとして、このUHKBのはじまりとなったのは以下の話。
つまり、JIS配列キーボードでもどうせみんなローマ字入力なんだから、かな文字の刻印無しのモデルがあってもいいよね、という話です。
キーボード入力のアンケートの結果からもそうあるべきなんだけど、その話をまじめに聞いてくれたのは富士通だけだったという話です。これ、ホントいい話。
ということで、その時点からUHKBの話ははじまっていたということなんですよね。
HHKBの25年という重みの前ではかすむかもしれませんが、UHKBが4年前から検討されていたのもすごい話だし、UHKBもHHKBもとある一個人の思いからスタートしたというのは同じです。
そしてUHKBは富士通PC40周年記念の一環としてスタートしました。
会長がコミットしているのは、これは強いですねw
齋藤会長は、「想定以上の反応であり、とてもうれしい。クラウドファンディングでは、実際に商品を触ることができないまま支援することになる。それにも関わらず、これだけの多くの方々に支援をしていただけたのは、富士通ブランドのキーボードであることへの安心感の表れであり、積み重ねたことが評価されていると感じる。みなさんの手元に、期待を裏切らないキーボードを届ける」と語った。
UHKBを作ったのはFCCL(富士通クライアントコンピューティング)、HHKBを作ったのはPFU。この両者に共通しているのが、いずれも富士通の関連会社ということです。
そして、富士通といえば、日本最古参のコンピューターメーカーなわけです。
その富士通の歴史の流れの中にある2社がこれだけのキーボードを今も生み出しているというのは、もうなんか感動する話なんですよ。
さて。
そのUHKBとHHKB、実は成り立ちから実装している技術まで、キーボードとしては正反対にあるような製品です。
▼HHKB
▼UHKB
ただ、以下の項目では目的は共通しているんですよね。
でだ。何の話がされるかわかんないイベントに私が行ったのは、とにかくUHKBの実機を見て、触りたかったからに他なりません。
まず、私としては、いちばん大事なポイント。
それはUHKBがどのひらくPCバッグに最適なのか?ということを見極めたかったらですね。
ということで、ひらくPCバッグnanoとUHKBです。
まあ、さすがに横向きだと、UHKBはひらくPCバッグnanoには入りませんね。
ということで、そんなときのためのうしろにあるのびるポケットですわ。はい、さすがに入りますね。
で、このひらくPCバッグnanoののびるポケットに入るということは!
UHKBに最適なひらくPCバッグはひらくPCバッグminiということでいいと思います。
というか、なんでおれ会場にひらくPCバッグminiを持っていかなかったんでしょうかw
そして、実機で確認すべきことといえば、もう1つもちろん打鍵感です。
これはもうホントに気持ちがいい。
え?、これがメンブレンのキーボードなの??
もし、そうだとすると、これまでおれが触ってきたメカニカルキーボードとかメンブレンキーボードってなんだったの???って感じです。
また、真ん中がくぼんでいる(見た目ではほぼわからない)キートップの形状のおかげで、キーの真ん中に無意識に自然と指が運ばれるんです。これもすごい。
そして、UHKBにはタッチパッドもあり、左右クリックのためのクリックボタンもあります。そして、これがまた少しだけ盛り上がっているんですよ。
これ、ノートPCだと閉じないといけないからできないことをUHKBではやっているってことなんですよ。なんなん、それ。すごいじゃん。
そして、Enterキーに至っては、表面はフラット(真ん中はくぼんでます)ですが、うらの接地面は下に向かって台形にしているそうです。これもご打鍵感のため。なんなん、それ。
しかも、このUHKB光ります。そのスペースまで入っていての、この軽さとこの打鍵感。すごい。
そして、カーソルキーだけが一段下がっているのも、これがまた見なくても使える感倍増です。すごいです。
で、こういったUHKBの打鍵感のすばらしさを実現しているもののひとつが、本体の骨組み的な役割を果たしているサポートパネル。
そう、キーボードがうすくなればなるほど、本体の剛性は打鍵感にダイレクトに影響してしまうんですよね。
並べて見ると。2世代目は初代の改良版。3世代目は新設計であることもよくわかりますよね。
そして3世代に渡って、肉抜きされまくって、もう最後はアラベスク文様みたいになってます。
さらに、実機で確認できることといえば、その製品を使ったときの自分の所作を確認できるところです。
その点では、普段はあまり使わないけど、使うときは大事なときというスイッチ類の確認です。
まずは電源スイッチ(と充電のためのUSBポート)。
さらにBluetoothの接続先の切り替えスイッチ。
でね、これらがすばらしいのが、言ってみれば天地逆に文字がプリントされているところです。
わかりますよね、こういうスイッチ類を操作するときって、キーボードに正対して、上の方(うしろの方)を持ち上げて、文字を確認しながら操作するわけです。
だから、文字が天地逆にプリントされているのは、UXとして最高に正しいわけです。ここまで、ちゃんと考えてあるキーボードなんですよ!UHKBってやつは!すげえ。
なお、Bluetoothで接続先を変えると自動的に接続先に合わせて、入力モードを自動的に切り替えてくれる(HHKBはDIPスイッチで切り替え)そうです。そんなのもう全世界の外付けキーボードがそうなってないとおかしいぐらいの機能じゃないですか!
ということで!
そんなUHKBのクラファンの申し込み期限はあと3日ですよ。
今回はきっちりいおどかしておきますよ!
ホント、これ逃すと次いつになるかわかりませんからね!
私、言いましたからね!
▼UHKB・クラウドファンディング
【追記】
ほら!!
繰り返しになりますが、UHKBのクラウドファンディングは2021年12月24日までとなっています。今後、UHKBがFCCLのスタンダードな製品となる可能性はありそうですが、クラファン価格で同等のものは購入できないと思われます。
公式のイベント記事はこちら。
イベントの動画も公開されました。
1-page. Well-formatted.
It’s August in Northern Virginia, hot and humid. I still haven’t showered from my morning trail run. I’m wearing my stay-at-home mom…