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Abstract
<a href="https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00701/">
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<h2>日本のマンガを多角的に紹介:大英博物館で国外最大規模の展示</h2>
<div><h3>5月23日から8月26日までロンドンの大英博物館で日本の漫画をテーマにした「The Citi Exhibition ...</h3></div>
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<a href="https://bijutsutecho.com/magazine/interview/20343">
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<h2>大英博物館はなぜ「マンガ展」を開催したのか? キュレーターが語るその意義</h2>
<div><h3>山内康裕 展示を拝見しましたが、日本のマンガの全体像を文脈に沿って理解できる展示になっている点が素晴らしいと思いました。日本でもここ10年くらいで、「ONE PIECE展」…</h3></div>
<div><p>bijutsutecho.com</p></div>
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</div><p id="d2ca">博物館という場所でマンガを扱うにあたって、それを象徴する作品としてゴールデンカムイが選ばれたというのは、当時ヒット作であったさけではなく、<b>ゴールデンカムイが扱っているテーマが博物館という場所にマッチしていたからなんじゃないか</b>と私は思っています。</p><p id="c606">▼マンガ! 大英博物館マンガ展図録</p><div id="d08b" class="link-block">
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<h2>マンガ! 大英博物館マンガ展図録</h2>
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</div><p id="ad35">それにしても、連載が終わってしまうと、ゴールデンカムイの連載がたった8年間だったことにびっくりします。10年は超えているとしか思えない影響をマンガ史に残した作品だと思うんですよね。</p><p id="1da6">そうでななきゃ、いくらYouTubeが流行っているからといっても、わざわざこんなすごい動画を作ることはないと思うんですよね。</p>
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</figure></iframe></div></div></figure><p id="5eaf">そして、なんかもっと長く連載をやっていたような気がするのは、その物語にちゃんと紆余曲折があり、そして期待通りの大団円を迎えたからだとも思うわけです。</p><p id="0515">というのも、主役の相棒2人としての男女(杉元とアシリパ)、敵である(鶴見中尉)以外の人たちは、<b>わりと人生うろうろ</b>としているわけです。でも、人生なんてわりとそんなもんで、それがこの物語に分厚さを与えてくれているとも思います。白石という立派な狂言回しもいますしね。</p><p id="995c">さらに、これも終わってみて痛感することですが、<b>うら主役としての土方歳三の存在</b>のことです。</p><p id="1550">私は最初に土方歳三が出てきたときは、これはネタキャラなのかなと思っていたのですが、そんなことはなく最後の最後まで活躍し続けていましたね。</p><p id="4cd0">その最後を見届けた今となっては、このゴールデンカムイという物語は、最初の着想の段階では<b>「実は生き残っていた土方歳三がアイヌの財宝を発見して、もう一度しでかす」</b>という話だったのでは?とさえ思います。</p><p id="9ec0">というのも、呪術廻戦とか鬼滅の刃なんかもそうですが、連載のために物語を調整していく際に主人公だけ入れ替えるとか新規で追加するということはわりとある話なんですよね。</p><p id="e9d2">そして、<b>実は生き残っていた</b>、の部分は単行本の加筆の部分で、そういうところが出ていたりもしています。</p><p id="be17">なので、この作家はそういう物語がやっぱり好きなんだなと思った次第です。</p><p id="b24e">ということで、このゴールデンカムイ。物語が完結して、なおのこと読むに値する作品として強くなっているので、もし万が一未読の方とか、途中で脱落した人がいれば、心配することなく、ぜひお読みください。</p><p id="1e80">▼ゴールデンカムイ (全31巻)</p><div id="80ed" class="link-block">
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<h2>ゴールデンカムイ</h2>
<div><h3>Amazonのゴールデンカムイのページにアクセスして、ゴールデンカムイのすべての本をお買い求めください。ゴールデンカムイの写真、著者情報、レビューをチェックしてください</h3></div>
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完結してなおその偉大さが輝く「ゴールデンカムイ」という作品のこと #284冊目 #1000冊紹介する
ひとつの作品がものの見方というものをすっかり変えてしまうということは実際にあるという話
ゴールデンカムイが連載完結して、とうとう最終巻が発売されました。
人生において、またひとつ偉大な作品がはじまって終わるところを見届けることができたことをよろこんでしまうというレベルの作品であったことは、わざわざ私なんかが言うまでもないことでしょう。
もちろんアイヌという少数民族が日本にいることは、日本人なら知識としては知っていたとは思います。
そして、まさにゴールデンカムイの最後で指摘されているように、その問題は消えて去ってしまって、日本にアイヌがいなかったことにされるなんてことはなかったわけです。
でも、みんな ヒンナヒンナ なんて知ってましたか?っていうことですよ。
実際にアイヌの人たちがどういう生活をして、どういう倫理観で行動していたか?なんてことも知らなかったわけですよ。
でも、この「ゴールデンカムイ」という偉大な作品のおかげで、それは少なくともマンガ読みには広く知られることになりました。
さらに、民族文化という博物館の領域においての殿堂のひとつである大英博物館ののマンガ展においても、ゴールデンカムイは展覧会のトップイメージを担う代表作品として扱われました。

博物館という場所でマンガを扱うにあたって、それを象徴する作品としてゴールデンカムイが選ばれたというのは、当時ヒット作であったさけではなく、ゴールデンカムイが扱っているテーマが博物館という場所にマッチしていたからなんじゃないかと私は思っています。
▼マンガ! 大英博物館マンガ展図録
それにしても、連載が終わってしまうと、ゴールデンカムイの連載がたった8年間だったことにびっくりします。10年は超えているとしか思えない影響をマンガ史に残した作品だと思うんですよね。
そうでななきゃ、いくらYouTubeが流行っているからといっても、わざわざこんなすごい動画を作ることはないと思うんですよね。
そして、なんかもっと長く連載をやっていたような気がするのは、その物語にちゃんと紆余曲折があり、そして期待通りの大団円を迎えたからだとも思うわけです。
というのも、主役の相棒2人としての男女(杉元とアシリパ)、敵である(鶴見中尉)以外の人たちは、わりと人生うろうろとしているわけです。でも、人生なんてわりとそんなもんで、それがこの物語に分厚さを与えてくれているとも思います。白石という立派な狂言回しもいますしね。
さらに、これも終わってみて痛感することですが、うら主役としての土方歳三の存在のことです。
私は最初に土方歳三が出てきたときは、これはネタキャラなのかなと思っていたのですが、そんなことはなく最後の最後まで活躍し続けていましたね。
その最後を見届けた今となっては、このゴールデンカムイという物語は、最初の着想の段階では「実は生き残っていた土方歳三がアイヌの財宝を発見して、もう一度しでかす」という話だったのでは?とさえ思います。
というのも、呪術廻戦とか鬼滅の刃なんかもそうですが、連載のために物語を調整していく際に主人公だけ入れ替えるとか新規で追加するということはわりとある話なんですよね。
そして、実は生き残っていた、の部分は単行本の加筆の部分で、そういうところが出ていたりもしています。
なので、この作家はそういう物語がやっぱり好きなんだなと思った次第です。
ということで、このゴールデンカムイ。物語が完結して、なおのこと読むに値する作品として強くなっているので、もし万が一未読の方とか、途中で脱落した人がいれば、心配することなく、ぜひお読みください。
▼ゴールデンカムイ (全31巻)